高齢者の腰痛の主な原因とは

高齢になると、腰痛を発症することが多くなります。これは、老化により骨の強度や筋力が
低下するためですが、
だからといって歳のせいとあきらめてはいけません。原因を知り、
それにともなった対処を行うことで、予防や改善は可能です。ドクター監修のもと、高齢
者の腰痛の主な原因と対処法について解説します。

加齢にともなう体の変化によって起こる

高齢者の腰痛の多くは、加齢にともなう骨や軟骨、椎間板の変化によって起こります。また、

長年続けてきた姿勢や生活習慣の蓄積によって、少しずつ関節が変形していくことでも起こります。

骨の老化によって起こる腰痛に多いのは「変形性腰椎症」。これは、加齢にともなう腰椎の変化に
よって起こる疾患です。椎間板の変化から関節や靭帯組織にも変性が現れ、その結果、腰の筋肉
などに痛みが起こる現象です。

また、下肢のしびれや痛みをともなう「腰部脊柱管狭窄症(ようぶせきちゅうかんきょうさくしょう)」も多く見られます。これは、脊椎の中にある「脊柱管」が加齢にともない狭くなることで起こる疾患です。脊柱管の中には神経が通っているので、狭まると神経が圧迫されて腰痛や下肢のしびれなどの症状が引き起こされます。